第52話「13日金曜日マカロニ死す」でマカロニは死ぬ。
- 道端で立ち小便をしたあとに
- 通り魔に刺されてあっけなく絶命
第52話「13日金曜日マカロニ死す」でマカロニは死ぬ。
そして、2024年5月24日からは新作映画『帰ってきた あぶない刑事』が公開される。昭和発の実写作品で、キャストを変えずにこれほど長く続いているコンテンツはほかにない。 このシリーズの成功要因はいくつか考えられる。そのひとつに、過去の刑事ドラマ、アクションドラマの影響を受けながらも、それらとは異なる世界を構築したことがある。 『あぶない刑事』はどこが斬新だったのか? 既存の作品と何が違ったのか? 4つの観点で考察したい。
「殉職ブーム」しり目に…刑事が死なない
刑事ドラマにおいて、殉職がイベント化するきっかけを作ったのは萩原健一だ。
『太陽にほえろ!』(日本テレビ系:1972~1986年)で、若手刑事マカロニを演じていた萩原は、劇中で死ぬ形での降板を希望する、慰留されるが本人の意志は固く、第52話「13日金曜日マカロニ死す」でマカロニは死ぬ。道端で立ち小便をしたあとに、通り魔に刺されてあっけなく絶命するのだ。職務中ではなかったので厳密には“殉職”ではないが、これが刑事ドラマにおける「殉職ブーム」のスタートとなった。
第52話「13日金曜日マカロニ死す」でマカロニは死ぬ。
- 道端で立ち小便をしたあとに
- 通り魔に刺されてあっけなく絶命
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